アニメ雑感

事前には注目していなかったものの、今日もやられやくで本編キャプを目にするや、キャラデザと色彩設計にビビっときて一話を観てみた新アニメ「あそびにいくヨ!」(http://asoiku.com/index.html)、いやはや期待している。
これは絶対ただのおっぱいアニメじゃない予感がしている。
キャラデザにビビっと来た、というのも…飛躍するが、5月〜6月にかけてアニメのR.O.Dを全部観て、これは本当に素晴らしい!舛成・倉田は神か!(かみちゅは二年前に観たが、まだその他の仕事は押さえてない)となり、先日公開(するも残念ながら不振だが)の宇宙ショーにようこそも早速観て信心を深めた私であるのだが、どうもこのあそびにいくヨ!のキャラデザ、というかその深みのある目のデザイン(下まつげの色気って重要)にR.O.Dの石浜さんと近いものを感じたんだよなー。まぁ別に言う人に言わせたら全然違うだろう、何か他の潜在的要素があったやもしれん。キャラデザの森島範子さんは今作で大抜擢、のようだがこれがこの人の確固たる画風かどうかは定かではないし、どういう影響下にあるのかも知らん。ともかくだ、特に双葉アオイちゃんの吸い込まれるような眼力はヤバイ、ということだ。
で、もちストーリー、演出的にもグッと来るところがあったわけで、公式サイトに掲載の前島賢氏による「SF視点応援レビュー」(http://asoiku.com/sp_review_sf.html)の誠実さを見てもらえばわかるように、良心的なSF者、おたく的心性ならばどうも多くを感じずにはいられない作品のようなのだ。
キャストには、主人公に少年ボイス、田村睦心さんの抜擢。超応援しているキルミンずぅのケン役でとてもいい演技しているのでこれは嬉しい。さりげなくR.O.Dのマギーちゃんの平田宏美さんもいる。その他はいかにも適材適所な今をときめく声優陣なので特に感想はない。
そして音楽。劇伴はまだ未知数だが、まずED。

花澤さんのこれ。いい曲だ。
そして初回はOPがなかったのだが、曲だけいざ聴いてみると、

これは素晴らしい!スフィアは今までの曲的にもメンツ的にも特にグッと来るところはなかったが、これはかつてなく良いぞ!EW&F的文法。
若手作曲・編曲家の虹音さん、ポップスファン的に要注目。


話は変わってNHKで再放送中のエレメントハンター(http://elementhunters.com/index.html)、初見で観ているのだが、アツくなってきたぞ!!!
もとはたまごまごさんとこでどなたかが終盤超グッと来る!とリコメンドしてたので、SF的期待もあり観ることにしたのだ。前回、今回のアリーのコロニー脱出と大気圏突入、レンのトラウマ的描写、アリーがその精神的支柱になってく感じ!恋模様期待。そしてアリーに代わって前面に出てきたハンナ!かわいい!
序盤は確かにダラダラ耐えつつ観てるところもあった、画の粗さ(キャラデザは決して嫌いではない、目の縁取り、色塗りとか独特だよね)、レンの棒読みとかとか。それでもユノの可愛さやたまにある良い話を楽しみに見てたが今後楽しみである。先は長い。
あと皮肉屋のトム・ベンソンさん最高。声の陶山章央さん最高。実は前述したR.O.Dの後に宇宙のステルヴィアを一気に観て、それも素晴らしかったのだが、それにも出てた陶山さんの印象的な声は気になってて、あとから気付いたが放送中のHEROMANでも哀れなニック(死んだのに誰も後で回想しない…)を演じておられた。