ヴァンパイアノイズム

ヴァンパイアノイズム (一迅社文庫)

先日のぷりるん。に続きまして早速。
詩歌ちゃんのイラストが律っちゃんぽくてドキッとした。
前作にしても今作にしてもイラストの助けを必ずしも必要としないラノベらしからぬ作風なあたり評価に値するのですが。
もちMA＠YAさんの絵自体は嬉しいことこの上ないです。

ぷりるんでは主人公のイラスト、キャラ紹介なんかも載ってたけど今回はなくなりましたね。や、いいと思います。

狂気に取り憑かれていく背徳美がたまらんな･･･。
実写ショートフィルムにでもしたらいい画になりそう。
静謐な雰囲気のうちに、最後の最後で小さな救済がなされる感じにグッと来る。

いや僕の場合、中一か中二の時に、特に直接的原因があったわけではないが、死の恐怖、実存的不安に苛まれた時期があったんですが(これって皆通るのかなぁ？)、数ヶ月ぐらい続いた気もするし、相当きつかった記憶がある。ので非常に同情できる。

あなたのための物語 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)

先日読んだこれもだったが、現在病床に臥している友人のことを思うにつけ、色々示唆的で考えてしまいますなぁ･･･。

ところで一迅社文庫まだ3冊しか読んでないけどフォント、文字数、文字サイズが妙にしっくり来るので好き。