流線形ワンマンライブ パフォーマンス2009 NATURAL WOMAN @渋谷 duo MUSIC EXCHANGE on 2009/11/14

うあー良かった。
宮田×千ヶ崎リズム隊。しょっぱなの千ヶ崎さんベースの出音からしてすげーいい音出してる!と思った。
しかし宮田さんは必ずしも好きなタイプではないかなと思った。結構力任せな印象。シンバル、スプラッシュキメすぎか。
鍵盤の平畑徹也さんうめー。Rhodes MarkII持ち込みで万々歳。
シンセソロやばかった。
よく存じないけど、こんだけ巧くて普段の活動がとあるボーカルとのデュオぐらいって、もっとセッションワーク引っ張りだこになるべきじゃないのか!
山之内俊夫さんのジョン・トロペイライクなギターうめー。
山之内さん、調べたらこんなのが出てきた。
http://keep-jazzing.com/ob.html
なるほどラウンドテーブルの二人がジャズ研出身とは昔から聞いていたが、こちらでしたか!
そして、山之内さんはその後輩でいらっしゃるようで、決して音楽を本業にしてはいないようですが、近年のラウンドテーブルのレコーディングにクレジットがあるのも納得。
北川さん、伊藤さんは91年入学って時代感じますねー。
で、目玉やくしまるえつこ
これが本当に大当たり。
ステージ上ではやはり相対性理論でのブランドイメージを堅持し、それにおける普段とまったく変わらないパフォーマンスを見せていた。
横向いてペットボトル飲むなど笑。
が、流線形をバックに歌う、というのをしっかりものにしてて、決して今回の仕事を生半可に受けたのではないと一聴して理解できたし、その化学反応が予想し得なかった面白さだった。
同じ流線形の歌詞を歌うのでも、やくしまるさんのある種マンガ・アニメ的リアリズムが流入することによってものすごい異化効果を醸し出されてて、まるっきり世界観が変わる!素晴らしい!
個人的にはこの雰囲気をアニソンに持っていったらすごい理想的!
いや、実際観てもらわないと画が想像しにくいでしょうが、流線形をバックにしても、例によって全くリズムに乗らないあの歌唱スタイルで、いやはやよく歌えるなと…ある種のプロ意識感じた。
あと今回は格好もふわふわ、ガーリッシュ(相対性ライブちょいしか観たことないので普段どうだか知らんけど)な感じで、MC中クニモンドさんのお子さんだか親戚の子だかがキャイキャイ関係者席から騒いでたのには流石に笑いをこらえてたりと、女の子らしいとこが垣間見えて不覚にも萌えましたね!
いいもん見させてもらいました。
比屋定さんの音源入手せんと!
あとTokyo Sniperに参加したときから江口ニカ=一十三十一ってのを公にしないのは事務所的な理由なんでしょうか?まさかそんな風に縛る意味はないでしょうし。ライブ中のネタにできるあたり特に意味はないのかしら。
しかし一十三十一自体の音楽ってどうなんでしょうか、ちゃんと聴いたことない。
最近ソカベとゆるい感じで出しててあーあーって傍から思ったけど。
オリジナルTシャツと帽子売ってたんだがTシャツはあんまり柄が好きじゃなかったのと帽子がかっこよかったんで帽子買ってみました。
普段全然かぶらないんですけど!普段の服装と合うかわからんのですけど!
終演後クニモンドさんに畏敬の念とポップス愛を語ってサイン頂いた。なーに言ってるんですかってすごい謙遜されちゃった。


あと最近気付いたのがこれ!
すでに指摘あるかも知らんけど。
タイムマシーン・ラヴ/流線形

I Fall In Love Everyday/Jaye P. Morgan

双方アルバム一曲目でこれは相当意識してる!
後者の方はギターがレイ・パーカーJr.、ドラムがハーヴィー・メイソンです。
で、Jayeさんのこのアルバム、個人的にはやはり諸手を挙げて好きとは言いがたいデヴィッド・フォスター&ジェイ・グレイドン仕事なのだが、シンセとか明らかに80年代な雰囲気を早くも孕んでてやっぱり個性強いなーと思うんだけど、これに関しては1976年作品でやっぱりいい塩梅の音してるんですよねぇ〜!


で、関係なくないけどたまたま観た昨日のアメトーーク友近が「レイ・パーカーJr.!」と今時ニッチ過ぎる発言していて笑った。
あの企画自体、あのハイコンテクストっぷりが相当ツボだったんだが(客席の反応が二極化笑)、CCBのベース!やらドリカムのピアノ!などやたら音楽ネタに笑った。