ぷりるん。〜特殊相対性幸福論序説〜

ぷりるん。~特殊相対性幸福論序説~ (一迅社文庫)

ぷりるん。~特殊相対性幸福論序説~ (一迅社文庫)

これはラノベではない笑
アンチレイプファンタジー教条小説とでも言うべきか・・・。
まさかこれがテン年代の予兆なのか・・・。
いや、とあるブログにカバー画像が貼ってあって、まさかと思って辿ってみたら絵師名が「ま@や」とあって、これは間違いなく件のMA@YAさんの別名義に相違ない!と確信し、あらすじからもただならぬオーラを感じたので、これは普通に新品で注文して今日届いたのを2時間弱で読みきったんだが常軌を逸していた。
すげー名状しがたい。
忘れた頃にやってくるぷりるんがペースメーカーのような印象。
作者が思うままに書き上げたと述べているように、白昼夢のような読後感。
批評的にどうなんだこれ。
布教します。


追記
一文字氏のブログ、twitterを遡って読んでみたんだが、えらく内省的な方のようで申し訳無さがすげー伝わってくる笑
ぷりるんの文体に滲み出ていた雰囲気にも納得。他の著作は知らなんだが。
なんか本当に幼少からの純朴な動機付けで物を書いてるような印象。
いや、頑張ってくださいよ!


追追記
そういや、恋愛弱者としては桃川さんのしょっぱなの電撃発言からしてもう反応せざるを得ないんだけど、読み進めるうちにユラキ君とシンクロして自分まで不能者になっていくのが感じ取れるという恐ろしい読書体験でもありました。
あと思いついてからというものの、ユラキ君が飛田展男ボイス(カミーユの説教臭さつながりで)、桃川さんが釘宮ボイスで脳内再生される・・・。