がくえんでぃすとぴあ(俺の大学ライフが)

なのはともかく、
がくえんゆーとぴあ まなびストレート! - Wikipedia
けいおん批評つながりで観てみたわけで。
夕方からぶっ通しで。


いやはやよい出来、萌えに振り切れていると早合点しては間違い、全く一筋縄ではありませんで、好感持てます。
とにかく、テーマは「建設的」だなぁと思いました。
愚直なまでに建設的なエネルギーを感じる。
キャラデザもなかなか洗練されていてこれは好みである。
特に配色。髪のグラデーション。美しや瞳の深緑。こういうのはなかなか見れない。
みかんちゃんの口がイイ。
近未来時代設定、ガジェットがグー。そのあたりもっと押し出した話も見たかった。
http://blog.moura.jp/geetstate/2007/05/post_bc71.html
同意。だんだん動機付け、展開にぎこちなさを感じたのが残念。
小鳥さんはもっと意思表示してほしい。
大多数の生徒が冷めていくあたりは妙にリアルかもしれないと思った。


ラストからつながるOP。スプレー缶で文字を書いていく小気味良さの演出として非常に面白いのはわかるが、これに限ってはそこまでハマらないのではないかなぁと。
なんでずっと建設的にやってきて最後に脈絡なく破壊に振れにゃあなんだ。今更落書きで楽しむ柄にも思えないし。
OPでずっと夕暮れ時ってのも画的にはハッキリしなくてアガらない。
最後「すぐに消えるスプレー」みたいに説明が入っていたように思うが、それが放映中にあった例のクレームへの対応だとしたら、尚更お寒いなぁと。
曲はすごくいい。(もうね、近年の垢抜けたポップスにする条件、コードとしてはVm7-I7-IVM7、VIm7へのグッとくるアプローチの使用などではないかと。ポップス史総回覧的分析ないのかなぁ。Vm7に関しては昔ブログに載せた山下邦彦氏のユーミン解析本で強く認識させられました。これに限らずポップスの洗練には筒美氏、その他多数の職業作曲家の貢献が相当あるのでは。ちょっと前何某に国民栄誉賞が与えられてたが、ならば筒美先生は数十倍ぐらい与えられるべきものである)
対してEDはやっつけな感が否めん。全体の統一性、編曲。
両方とも亡くなってしまわれた岡崎律子さんの曲ということでありますが・・・他の曲は存じないのであまり語れません。
いやしかしこのOPオリジナルバージョンは素晴らしいね。

はい、けいおんの流れ的には本題。何はなくともライブシーンはアツいですね。

ハルヒのかつてない演奏シーン作画が良くも悪くも一大スタンダードを築いてしまって後続は辛いっすね。


話は変わってシャングリ・ラには絶望である。
キャラデザ、原作のお膳立てを台無しに。
なぜよりによって国子の作画が安定しないのか謎。
とにかくキャラ作画に肉感がない、ない。
背景、CG合成は素晴らしいのにだ。
脚本、演出もまったく茶番劇である。
音楽もぎこちなかったような。
今度原作ちゃんとチェックします。