ロイエアーズ地獄。

19日。
DJイベントのネタ収集で渋谷TSUTAYAを訪れたとのid:slushid:parakeets両氏が我が家に遊びに来てくれた。
正確にはノートPC持参のうえ当日レンタルで済ますための場所確保を兼ねてのことでしたが。
ところで先日、渋ツタ試聴コーナーにノートPC置いて、その場でリッピングしている強者を発見して笑った。
なんだかんだ9時ごろまでグダグダしていた。


20日
夕方、地元図書館で返し&借り、原宿から恵比寿へ。
d.v.dのフリーステージ、ついでに恵比寿映像祭の常設展示様子見しようと思い。
まだよく知らないイトケンさんのユニットである。
以前観たと言うparakeets君と後日完全同意したが、ちょっと惜しい。
そこまでドラムのダイナミクスとのシンクロを感じられない(一部ゲームライクな映像ネタは面白い、懐かしのビブリボンみたいな奴があった、Wiiコントローラーはオープンソースなのか応用利いていいね)、生ドラムに拘る理由(センサーはスネア、バスドラのみのようだった、エレドラならばMIDIで幅は広がるだろう)、単純に音楽としては及第点、飽きさせがち、など思った。
展示は次回また訪ねる。
書きそびれてたが15日にはその前の企画展に最終日にして行ったのであった。(http://www.syabi.com/details/imagi.html)
あぁ回転系、遠近法の紙のオモチャは幼少のおぼろげな記憶を甦らせるな〜。
特に遠近法の紙を重ねる奴はロマン。
ジムオルークのノイズがバックのもはや視覚ドラッグの映像、観てたらウトウトしてしまい、1ループほど失礼させていただいた。(ノイズの中でも関係なく心地よいものです)
あと拡大鏡の奴ね!やっぱり自分が投影される系は流行ね。
このメタ感が最高だ。
客が拡大鏡かざしてる模様がリアルタイムで映像中のモニターに一階層おいて映って、その間で録画済みのキャストがそのモニターに拡大鏡かざしたり何なりしているという。合成技術様々。
で、その日帰り、幼少からの思い出の地、ホビーショップのミスタークラフトに行ってみたら潰れていた。これは泣ける。
数年前から改装などで迷走しているな、と思っていたが。輸入雑貨系縮小したり。
一方モンスタージャパンは健在だった。
小さい頃から親によく輸入雑貨、文化系な店には連れて行ってもらった記憶があり、結果そういう雑貨、メリケン文化、オタク/サブカルホビー文化、レディメイドなモノ、プロダクトデザイン、オシャレアイテムとかへの憧憬が幼いながら養われたように思う。
98年前後?小学生の頃、それもそう、スターウォーズ特別編〜エピソード1あたりに夢中になり、実際その頃輸入雑貨流行ってた印象があるんだがどうだろうか。あとその頃家計が微妙にバブリーでオモチャをねだりまくってた・・・。
といっても記憶は曖昧なもので、その他思い出深かったりするのは代官山のビルの2階の店。さくらやホビー館(これは完全オタクサイド)あたり。両者とも健在。


21日。
お待ちかね、Lampのワンマンライブにparakeets君も来るとのこと、昼は映画観よう、とのことで自分の勧めで男二人、ロシュフォールの恋人。おいおい。
parakeets君はシェルブールも未見、自分は以前鑑賞。
自分内ではそりゃミシェル・ルグラン重視ってことで。そりゃねえ、男がキャッキャウフフ言って観てたらまずいですから。
いやしかしロシュフォールも良かったですお!この交錯する感じ。
アンディ、だっけが小日向文世に見えた。
爺さん殺人鬼のくだりは必要だったのか、またそんな大事を知ったにも関わらず人々のサバサバっぷりはなんだ(バレエ教室の生徒のあしらい方然り。これがフランス人なのか)というのがparakeets君との論点。
ミシェル自身、シェルブールへの言及がある辺りニクいですね。
ブッヒャー!ってなオーケストレーションに燃える。
シェルブールのが全編歌に拘ってた気がする。&悲愴感成分もあるゆえの曲想の豊かさでこちらに軍配かも。
随分前に見たので定かでない。
とにかくロシュフォールのサントラも借りよっと。
その後、TSUTAYA寄りつつ、映画、音楽関連、世の中の音楽嗜好、とくに身辺事情へのルサンチマンなどをぶっちゃけつつ(ファッキンロキノン)、我が家まで徒歩。
微妙に家でゆっくりしてからドラマーT木と合流し月見ルへ。
入場SE、自らの曲を逆回転、いいアイデアだなぁ!友人と「ひろがるなみだ」ではないかということでFA。当てても何も貰えませんが。
オープニング、木漏日〜5曲目最終列車までのメドレーを含む流れは最高だったが、緊張ゆえかかなりハシったりと不安定だったのが残念であった。ただしそれ以後どんどん安定していって安心。あと最後までベースによるものであろう、音割れノイズが続いたのと、特にライドシンバルが拾えていなかったのは残念であった。大好きなハコである月見ルは久しぶりに行ったが、PA劣化か?!と勘ぐってしまった。
そうそう、染谷氏がブログで予告していた「企画」、予想的中、Minuanoのステージも兼ねる、ということでますます期待していた。
なんとそれに加えて、Minuanoの新譜を特典付きで少数先行販売、とのことで俺歓喜。2週間フライングって凄いなぁ。販売の契約とか大丈夫なんだろうか。休憩に入ったら即階段を上がり購入。限定20枚とのことでやっぱり焦って良かった。
空想夜間飛行、冷ややかな情景、そしてムードロマンティカが予想だにしないライブアレンジ、キメキメ食い食い高速サンバ最高!佐々木氏最高!左手でのクローズハイハットワーク最高!スプラッシュシンバルフリーク、それもハイハット、シンバルに重ねる粋さが最高!
君が泣くならでやっと染谷さんボーカル披露。
アディショナル鍵盤の中井さんもいい仕事。
Minuanoのステージも最高。果てるともなく続く宙、これね!あと恋人たちの雨、アルバム中でも出色でした。8ビートは貴重だ!
4月にはMinuanoで、実質Lampと同様メンツでのタワレコインストア予定とのこと、嬉しい。
そうそう、掲示板見たら録音許容だったのかー。くそー。でもまともな録音機材持ってない。
ライブ後、観に来ていたジャズ研のウッベ女子Uさんと合流、大戸屋。T木は所用で同席できず。
で図らずも不思議な3人での会食になったがテンションがハイだったこともあり妙に音楽談義に花咲いた。
10時半閉店で素直に解散、以上。


書いてる最中ブログ更新でSEプレイリストがアップされましたね。
17だみなるがろひ 4:32 Lamp
この精一杯のさりげない遊び心ったら!